せっかくばっちりメイクをしたのに、数時間でもう崩れてしまうなんて悲しいですよね。とくに、これからの春から夏にかけてのシーズンは、皮脂の分泌が活発になり、化粧崩れが起こりやすくなる時期です。
じつは化粧崩れは、メイク術よりも、スキンケアに気を使うと起こりにくくなるんですよ。これを知らないと、原因がファンデーションのせいだと思って、失敗の繰り返しになる可能性もあります。
化粧崩れがひどいという方はスキンケアを見直した方が良いです。ファンデーションのせいじゃないことが多い。
— 櫻 (@sakura1902) 2010, 10月 8
でも最近、暑くても化粧崩れ殆どしなくなった!スキンケア丁寧にするようにしたからかな だといいな
— えたろ (@echa_) 2012, 8月 1
ちなみに化粧崩れしやすい人はスキンケアからベースメイクまでの時間が短い人や、肌の水分と油分のバランスが悪い人に多いよ。昔はインナードライ肌が多かったけど最近は油分不足の人も多い。絵を描くのでもキャンバスがゆるゆるだと上に載せた絵の具も流れ落ち易くなる、の原理。
— 水谷美紀 (@mikijyo1101) 2015, 2月 25
そこで今回は、化粧崩れを起こさないためのスキンケアのポイントをご紹介します。
1. 洗いすぎない
化粧崩れの大きな原因は、皮脂の過剰分泌です。洗顔しすぎて顔の皮脂を取りすぎると、かえって肌は過剰に油を分泌させてしまいます。
そのため、脂性でも、強すぎる洗顔剤を使ったりするのは逆効果です。洗浄力が弱めのものを使いましょう。オイルクレンジングなどもやりすぎないように気をつけてください。
また、熱いお湯で洗顔すると、皮脂が溶け出して過剰分泌を促してしまうことがあります。冬などお湯を使いたいときでも、ぬるま湯で洗顔するようにしてください。
2. 保湿は入念に行う
じつは、肌が乾燥してしまい皮脂が過剰分泌していることはけっこう多いのです。皮脂による化粧崩れは乾燥肌の人でも起こります。
それを防止するためには、正しい方法でしっかり肌を保水することが大切です。
また、あまり乾燥が進むと、今度は逆にそのせいで粉が吹いたように化粧崩れが起こることもあります。どの肌質の人でも保湿はしっかり行いましょう。
3. 油分を正しく与える
脂性の人は、油分が過剰に分泌するからと、乳液をちょっとしかつけない人がいます。
でも、じつはこれ逆効果なのです。
油分が少ないせいで、肌の水分がどんどん蒸発し、皮膚が乾燥します。すると、もう水分を逃がすまいと身体が反応して、どんどん皮脂を作り出してしまうのです。
そのため、皮脂が気になる人は、きちんと乳液をつけるようにすると、かえって過剰分泌を抑えられます。
4. 乳液やクリームをつけたら、ティッシュを軽く当てる
均等に塗ろうと思っても、乳液などを塗るとどうしてもムラができてしまいます。余分な油分をオフするために、スキンケアのあとはティッシュで軽く顔をおさえましょう。
ティッシュに化粧水ミストをかけ、乳液でベタついてるTゾーンのみをティッシュオフ。このひと手間でお肌さらさら、ベースメイクが長持ちします。
— followback相互フォローMGWV (@y_uujin) 2015, 4月 7
油とり紙では肌に必要な油分までとってしまうため、ティッシュが最適です。
5. 肌を冷やしておく
気温が高い春や夏は、メイクをする前にすでに汗や皮脂が出てきてしまい、その上にメイクをするので、化粧が崩れやすくなっていることがあります。
それを防ぐには、メイクの前は肌を冷やすことが効果的です。
冷えたタオルなどを当ててもいいですが、ローションパックなどを行うと肌も冷え、水分量も増えるためおすすめです。
6. スキンケアをしてからすぐにメイクをしない
スキンケアをした直後は、まだ水分も油分も肌に馴染みきっていません。
そのため、スキンケア後20分くらい時間をおいてからメイクをすると、水分も油分も落ち着いているため、化粧崩れが起こりにくくなります。
化粧下地を塗った後も、3~5分ほど時間を置いてからメイクするようにすると、ますます化粧崩れが起こりにくくなりますよ。
まとめ
このように、じつはスキンケアを見直すだけで、化粧崩れを減らすことが可能なのです。
逆にいうと、いくらメイクでどうにかしようとしても、スキンケアの方法が間違っていると、化粧崩れは必ず起こります。
そのため頻繁に起こる化粧崩れに悩んでいる人は、まずはスキンケア方法から見直してみましょう。
著者プロフィール

SORA
ものを書くのが大好きです。好奇心旺盛で美容・旅行・グルメと幅広く学んでいます。