みなさん、毎日きちんとお肌のお手入れをしていますか?汚肌では、いくら気合を入れて着飾っても、可愛さが半減しちゃいますよね。
なので毎日スキンケアに力を入れている女性はたくさんいます。でもじつは、かえってスキンケアのせいで肌トラブルを招いていることがあるんです。
そこで今回は、間違いやすいスキンケアの落とし穴を紹介します。
×丁寧にクレンジングをする
しっかり化粧をしている人に特に多いのですが、ファンデーションやアイライナーが残っていたら肌に悪いからと徹底的にクレンジングしていませんか。でも、じつはその行為こそが肌荒れの原因となっているんです。
肌には適度な油分が必要です。強いクレンジング剤を使って、時間をかけて丁寧に顔を洗うと、肌に必要な皮脂まですべて洗い流してしまい、かえって肌に悪いのです。ときには角質まではがれてしまうこともあります。
そのため、時間をかけてしっかりクレンジングをすることは、絶対に止めてください。だいたい1分程度ですませることが理想とされています。
ポイント
- クレンジングの時間は1分が目安
- オイル、リキッドタイプは刺激が強い
- クリーム、ミルクタイプは肌に優しい
×しっとりタイプ洗顔料を愛用している
そもそも洗顔しているのに、しっとりするってなんだか矛盾しているような気がしませんか?
それもそのはず、しっとりタイプの洗顔料は、せっかく洗浄してキレイになった肌に保湿成分を強引に押しこんで潤わせている場合が多いんです。
洗顔料の潤い成分は何を使っているかキチンと確認
洗顔料に潤い成分として油分が配合されている場合もあります。これから化粧品で保湿をするのに、その前に油分が顔についているのは望ましくありません。
そのため、しっとりさせたいなら洗顔料ではなく、化粧水や乳液などを使って保湿しましょう。
×毛穴の黒ずみは汚れだと思い込んでいる
きちんんと洗顔しているのに、毛穴の黒ずみが消せない!そんな悩みを持っている人はたくさんいます。角栓を集中的にケアするための商品もたくさん出回っていますよね。
でも、必死になって角栓ケアをしても効果が見られない場合、それは毛穴にできたシミである可能性があります。
特に鼻の毛穴はメラニンが生成されやすいため、黒ずみやすいのです。
洗浄や角栓を取り除くことをくり返していると、刺激によってますます黒ずみが悪化してしまうことも・・・。
まずは、自分の毛穴の黒ずみは、どちらのタイプであるか、慎重に判断することが大切です。
その毛穴の黒ずみは汚れ?シミ?
毛穴の汚れを取ろうとしてこすったり、押し出したりという刺激を与えた結果、メラニン色素が増えてしまうこともあります。ザラつきや詰まりがないのに毛穴が黒い場合は、シミが原因の可能性大です。
×ポイントメイクリムーバーを頻繁に使う
キレイに落ちるからと、目の周りはポイントリムーバーを使っている人は多いです。
しかしポイントリムーバーは普通のクレンジングよりさらに強い洗浄力があります。特に目の周辺の皮膚は、他よりも皮膚が薄いため繊細です。
そのためポイントリムーバーを使って、コットンなどで擦ると、目元にだけシミやシワができてしまうことがあります。
通常のクレンジングとは比べ物にならないダメージを与えると理解してつかいましょう。できるだけ使う頻度は抑えたほうがいいです。
×スプレー化粧水を使う
手軽に肌の水分補給ができると人気のスプレー化粧水。ポーチに入れて持ち歩いている人も多いですよね。でも、使い方を間違えるととっても危険なんです。
乾燥した肌にスプレーを吹きかけると、なんとなく潤ったような気がしますが、化粧水はすぐに蒸発してしまいます。そのとき一緒に肌の水分まで蒸発してしまうため、かえって肌が乾燥してしまうのです。
スプレータイプの化粧水を使ったら、必ず水分の蒸発を防ぐために乳液やクリームも塗るようにしてください。セットで持ち歩くのが面倒なら化粧水ではなくクリームを使いましょう。
×乳液やクリームはたっぷり塗る
じゃあ、水分が逃げないようにしっかりフタをしよう!と乳液やクリームをこってりつける人もいるかもしれません。しかし、それも間違いなんです。
油分はつけすぎると酸化して、肌の老化を招きます。毛穴につまればニキビなどの原因にもなってしまうんです。
乳液やクリームも自分にあった量を使用することが大切です。
×化粧品の使用期限を意識していない
これはメイク用品にも言えることなのですが、開封した化粧品をいつまでも使っていると、雑菌が繁殖してしまいます。食品と同じで、空気が入って酸化してしまうためです。酸化すると、“黄色ブドウ球菌”や“表皮ブドウ球菌”といった細菌が繁殖します。
気づかずに使い続けていると、肌トラブルの原因となってしまうんです。
未開封なら3年は保ちますが、開封後は最低でも半年で使い切るようにしてください。空気に触れないポンプタイプなら1年保つものもあります。わかりやすいように、シールやラベルを貼っておくと、買った日付を忘れずに使い切ることができますよ。
いかがでしたでしょうか。このように、知らず知らずのうちに肌に悪いスキンケアをしてしまっていることがあります。もう一度、自分が行っているスキンケアを見直してみてはいかがでしょうか。
著者プロフィール

SORA
ものを書くのが大好きです。好奇心旺盛で美容・旅行・グルメと幅広く学んでいます。