脂性肌だから、すぐ化粧が崩れてしまうと嘆いている人はいませんか。
皮脂は乾燥を防ぐためになくてはならないものですが、多すぎると今度は逆に顔がテカってしまったり、ニキビができやすくなったりと、問題がおきてしまいます。
湧き出る皮脂に悪戦苦闘しているオイリー肌さんも、たくさんいますよね。
そこで今回は、脂を出しすぎないようにする方法をご紹介します。
1. 洗顔はやりすぎると逆効果
脂が気になって、一日に何度も顔を洗っていませんか。
じつはそれ、まったくの逆効果なんです。
皮脂の取り過ぎはNG
皮膚常在菌の観点からも、過剰な皮脂の取り過ぎ、汗の出ない身体はマイナスでしかありません。皮膚常在菌は皮脂や汗を栄養源に生きてますし、その代謝産物が皮膚表面を覆うことで病原菌や紫外線から身体をブロックしてくれています。皮膚免疫に皮膚常在菌は重要です! @chamixbiolabo
— 高畑宗明 (@muneaki_omx) 2011, 8月 17
洗顔料を使わず体温より低いぬるま湯で数回流すだけ、の朝洗顔を推奨している石田彩です。皮脂の取り過ぎ、ダメゼッタイ。そんなわけでおはようございます。
— 石田彩 (@AYAISHIDA) 2014, 10月 27
顔の皮脂を取りすぎてしまうと、身体が反応しもっと脂を出そうとします。そのせいでますますオイリー肌になっちゃうんです。
また洗うときにゴシゴシ擦ったり、スクラブの入った洗顔料を使うと、お肌が傷つくので、ニキビができやすくなったりかえって脂が出やすくなります。
洗顔は一日二回までにしましょう。どうしても気になったときは、水だけでやさしく洗顔してください。
2. 保湿はしっかり行う
オイリー肌さんの中には、ただでさえ脂が多いんだから乳液もクリームのいらないでしょと思ってつけない人がいます。
しかし、それは間違いです。
きちんと保湿を行わないと、肌はどんどん乾燥していきます。すると、乾燥を止めようと、皮脂がますます分泌されるようになるんです。
もちろん塗りすぎはいけませんが、少なすぎてもオイリー肌を悪化させてしまいます。量を見極めながら、保湿はしっかり行いましょう。
脂性肌・混合肌におすすめの基礎化粧品
オルビスのニキビ肌用のクリアローションです。薬用でオイルカットなのに高保湿という脂性肌、混合肌向けの基礎化粧品。
さらっとしたテクスチャで、紫根エキスや甘草エキスで肌の状態を正常に戻し、肌荒れや周期ニキビを改善してくれます。
3. あぶらとり紙の使用は控える
テカってきた場所の皮脂を、さっと取ってくれるあぶらとり紙。外出中の化粧直しのときなどにはとても便利で、オイリー肌さんの中には化粧ポーチに入れている人も多いですよね。
でも、あぶらとり紙はとても強力で、あまりに皮脂を取りすぎてしまうことがあります。
テッシュオフのすすめ
1と2でも説明したように、皮脂の取りすぎはかえってオイリー肌になる元です。
そのため、少しテカっているくらいなら上からティッシュで押さえるくらいにしましょう。
もちろん、あぶらとり紙でもティッシュでも、ゴシゴシ擦っちゃ駄目ですよ。
4. 睡眠はたっぷりとる
睡眠不足になると、自律神経が崩れ、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
すると女性ホルモンが減り、男性ホルモンが活発になるため皮脂の分泌量が増えてしまうのです。
睡眠不足は肌の敵です。新陳代謝が正常に行われなくなるため、肌トラブルが起こりやすくなります。
お肌のことを考えるなら、きちんと睡眠時間を確保してください。
5. 脂の多い食事には注意
これは分かりやすい原因で、脂質や糖分の多いものをたくさん食べると、お肌の皮脂が活発に分泌されるようになります。
特に洋食の外食が多い人は要注意です。ステーキや焼肉など以外にも、女性の好きなパスタやピザ、グラタンなどにも脂質はたっぷり含まれています。
また、ケーキやクッキーなどの洋菓子にも、バターがふんだんに使われているんですよ。
皮脂の分泌が増える食べ物
- 動物性脂肪の多い食品(バター、生クリーム、チーズ、卵、脂身の多い肉類など)
- 砂糖、果糖を多く含む食品
- アルコール
サラダは一見ヘルシーに見えますが、外食ではオイルがたっぷり入ったドレッシングがかけられていることが多いです。
外食をするのなら、脂質が少ない和食を選ぶことをおすすめでします。
まとめ
いかがでしたか。
このように、いつもの生活の中に、オイリー肌をつくる原因が潜んでいるんです。
顔の皮脂の量に悩んだら、まずはこれまでの生活習慣を改善してみてはいかがでしょうか。