紫外線が肌のシミの原因というのは有名ですが、なぜ紫外線を外で沢山浴びていた10代はシミなんてできなかったのに、年をとったら急にシミができ始める原因を知ってますか?
もともと人間には紫外線から身を守る機能が備わっていて、"角質層"が主なものの一つ。角質層は死んだ細胞が重なった層の事ですが、この角質層が紫外線を吸収して肌を守っているんです。
乾燥肌の人は角質バリアが壊れているので、シミもできやすくなってしまいます。
そして!もう一つ、皮膚の中に含まれる成分で"抗酸化物質"というものがあります。
抗酸化物質も紫外線が生み出すシミの原因を除去してくれているのですが、抗酸化物質は年齢とともに減ってしまうのです。
どうしようもないじゃん!と思いますが実は抗酸化物質は食べ物で補うことができるんです。
食べ物で抗酸化物質をとりいれる事で紫外線対策になりアンチエイジングになります。シミになってしまうと遅いので30代から意識して予防できるといいかも。
抗酸化物質となる栄養素を調べてみたらの主に7つだと分かりました。調べればもっと他にもあると思います。
角質バリアの構造
出典:http://www.naturalweb.co.jp/shopping/skinp/skin-barrier.html
抗酸化物質
- ビタミンA(緑黄色野菜)
- ビタミンC(色黄色野菜、淡色野菜)
- ビタミンE(玄米、発芽米、植物脂、大豆)
- カテキン(緑茶、カカオ豆)
- イソフラボン(大豆胚芽)
- リグナン(ごま)
- フラボノイド(赤ワイン、ココア)
- リコピン(オレンジ、トマト、人参、パイナップル)
ビタミン類、ポリフェノール類というよく耳にする栄養素から摂取できるようですね。系統に分けて食品もまとめてみました。これらを効率よく取り入れる事で、紫外線を防ぎアンチエイジングの効果が期待できます。
ビタミン系
ビタミンA
- オクラ
- カボチャ
- 小松菜
- サヤインゲン
- サヤエンドウ
- シソの葉
- 春菊
- チンゲン菜
- ニラ
- ニンジン
- パセリ
- ピーマン
- ブロッコリー
- ほうれん草
- 芽キャベツ
ビタミンC
- カブ
- カリフラワー
- キャベツ
- ゴーヤ
- サツマイモ
- ジャガイモ
- 白菜
- モヤシ
- レンコン
ビタミンE
- 玄米
- 胚芽米
- 黒パン
- 植物油
- 大豆
- 落花生
ポリフェノール系
カテキン
- 緑茶
- カカオ豆
イソフラボン
- 大豆胚芽
リグナン
- ゴマ
- その他(フラボノイドなど)
- 赤ワイン
- ココア
- そば
- 玉ねぎの皮
カロテノイド色素
リコピン
- オレンジ
- トマト
- ニンジン
- パイナップル
若いころはシミなんて全然できなかったのに~と思っても、年齢と共に角質層は壊れやすくなり紫外線を防ぐ抗酸化物質も減ってしまうので、自分で予防していくしかないってことなんですよねー。やっぱりアンチエイジングは20代から計画的に考えたほうがいいと思うのですが、美容までなかなか考えている余裕がないんですよね。
著者プロフィール

YUKI
実家暮らしで犬バカなWEB系OL5年目の女子です。ニキビケアに悩んだ時期があったので少し知識があります。