顔の中でも、口は食べたり飲んだり、自分で好きに動かせたりと、ちょっと特殊なパーツです。
でも、そのせいで色素沈着したり、縦シワが深くなったりと、老けやすい場所でもあります。
お肌がツヤツヤでも、唇がそれでは台無しです。そこで、事前に唇を老けさせる生活習慣を知っておきましょう。
1. 日焼け止めを塗らない
顔には日焼け止めクリームを塗るのに、唇には何もUVケアをしない人はとても多いです。
でも、肌が老化する原因の8割が紫外線のせいだと言われているくらい、日の光は危険なんですよ。なにも対策をしていないと、唇だけどんどん老けていきます。
なので、唇まで日焼け止めクリームを塗ってしまうか、UV効果のあるリップクリームを塗りましょう。
2. 乾燥を放っておく
唇が乾燥すると、皮がはがれ、バリア機能と保湿機能が失われてしまいます。
いつまでもそんな状態をくり返していると、縦ジワが濃くなったり、色素沈着しやすくなってきます。
面倒だと思わずに、乾燥対策はきちんと行ってください。ひどく乾燥するのは冬の時期だけでも、その期間のダメージは確実に唇を老けさせます。
週に一度くらい、ラップパックなどスペシャルケアをしてあげると、さらに老化防止の効果がアップしますよ。
3. リップクリームの塗りすぎ
とくに冬になると、乾燥を恐れてこまめにリップクリームを塗っている人がいます。しかし、これも唇の老化を早めてしまうんです。
というのも、リップクリームは硬いため、何度も塗っていると摩擦で皮が剥がれたり、色素沈着が起こってしまいます。
そのため、多くても一日に5回程度までにしましょう。
4. 喫煙
タバコはお肌の大敵です。血の巡りを悪くさせ、体内のビタミンCを破壊する効果があります。そのため、血色が悪く、色素沈着が進んだお婆さんのような唇になってしまうリスクが高まります。
しかも、フィルターが唇の水分を奪って、乾燥も進んじゃいます。さらには、タバコを長い間くわえていると縦ジワが深く刻まれてしまうと、いいことなしです。
5. 口呼吸
鼻で息をせずに口で呼吸をすると、どうしても唇は乾燥しやすくなります。
そのせいで角質が剥がれ、バリアがないので紫外線の影響を受けやすくなったり、色素沈着が起こってしまうのです。
口呼吸は健康にもあまりよくないため、改善するようにしましょう。
6. 歯磨き粉のつけすぎ
歯磨き粉には合成界面活性剤が含まれています。合成界面活性剤はお肌を傷つけるので、唇にはみ出すほど歯磨き粉をつけないように注意しましょう。
合成界面活性剤は肌に残りやすいため、歯磨き後はきちんと唇まですすぐようにしてください。
7. うつぶせに寝る
こんなことも?!と驚くかもしれませんが、うつぶせで寝ると、唇は枕とこすれてしまいます。寝返りをうったり顔を動かしすたびに、摩擦で唇が傷つくんです。
顔にしわができやすいなど、うつぶせ寝には他にもデメリットがあるため、なるべく仰向けで寝るようにしましょう。
8. 食事をしても唇を拭かない
刺激が強い香辛料は、じつはあまり唇によくありません。
また、柑橘系や一部の野菜には紫外線を吸収しやすくする性質があるので、汁をつけたままにしておくと色素沈着をおこしてしまいます。
そういったものは過剰に食べ過ぎないようにしてた方がよいのですが、食事を終えたらきちんと唇を洗う事で対策できます。
とはいえ、外食のときなどはなかなか洗えませんよね。そういうときはやさしく拭いてください。硬い紙ナプキンで何度もゴシゴシ拭うのは、やっぱり唇に悪いですから注意が必要です。
まとめ
このようにスキンケアや美肌対策をしている人でも、唇のことは忘れがちです。
危険な生活習慣を知って、改善することで、いつまでも若々しい唇を維持しちゃいましょう。
著者プロフィール

SORA
ものを書くのが大好きです。好奇心旺盛で美容・旅行・グルメと幅広く学んでいます。