「なんとなく肌がカサつく」「肌がコワゴワする」そんな時は、とりあえず美容液か保湿クリームを・・・
ちょっと待って!?その前に紫外線対策していますか?
なんとなく夏にするようなイメージの紫外線対策。実はこの時期にしっかりケアすることこそ、美肌を叶えるチャンス!この時期の紫外線の対策に必要なポイントをまとめてみました。
実は2種類ある紫外線
紫外線には「UV-A」と「UV-B」の2種類あるって知っていました?それぞれが肌に与える影響が違い、対策が違いますのでご紹介します。
UV-Aを防ぐ効果数値を表すPA
「UV-A」とは「生活紫外線」と呼ばれ、日常生活で蓄積されます。全体の約35%~50%が肌表面を通過して肌の奥まで届くため、シミだけでなくしわやたるみの原因になります。夏の昼間なら短時間で黒くなることも・・・。
PA+++など+が多いほど防御効果が高くなります。
効果を表すPAの表示には4段階に区分され、効果の度合いを「+」の数で表示しています。
- PA+:効果がある
- PA++:かなり効果がある
- PA+++:非常に効果がある
- PA++++:防御効果が極めて高い
となります。
UV-Bを防ぐ効果目安を表すSPF
「UV-B」とは「レジャー紫外線」と呼ばれ、とくに夏に強くなります。UV-Bを多量に浴びると数時間で赤み・ひりつきなどやけど状態となり、しばらくしてから黒くなることが多いです。シミ・ソバカス・乾燥の原因になります。
SPFは防御力を示します。
値が高ければ高いほど防御力が高いことになります。ちなみにSPF値が50以上の場合には50+と表示します。
シーンに合わせた日やけ止め
- 日常生活(散歩・買い物など)SPF0~20、PA+・PA++
- 野外での軽いスポーツ、レジャーなどSPF15~30、PA++・PA+++
- 炎天下でのレジャー、マリンスポーツなどSPF30~50+、PA++~++++
以上が目安になります。
春の紫外線
4月の時点ですでに紫外線の量・強さともに真夏並み!5月の「UV-A」は8月とほぼ同じ!涼しくて気候もいいから、ついつい油断して日常生活でのケアは忘れがちですが、注意が必要です。
紫外線は「昼」と「夜」にも注意が必要
<昼>
日中に浴びる紫外線の影響でシミのリスクがアップ!!
日常的に浴びている生活紫外線は、たった3時間浴びるだけでプレメラニン(メラニンになる前の無色の細胞物質)を黒化させます。
<夜>
紫外線を浴びた肌状態で眠るとシミのリスクがさらにアップ!?
紫外線を浴びると乾燥した細胞が増え、肌のバリア機能&保湿機能が低下します。紫外線を浴びた角層の乾燥した細胞が7~10日後に量が最大になり、自然治癒で元に戻るのには2週間以上かかります。
肌荒れ状態だと紫外線の影響が強く、肌荒れしていない肌と比べ色素沈着しやすいです。
夏に向けて選ぶならこの日焼け止め!
ここまで知ってしまうと、紫外線対策したくなっちゃいますよね!春先のポイントは「毎日無理なく地道に紫外線対策をする」こと。
PA+~+++、SPF15~30くらいの日焼け止めで、汗はまだそんなにかきませんので毎日つけても苦にならないような軽い付け心地で簡単なクレンジングで落とせるタイプがオススメです。
夏になったらPA++++,SPF50の肌に優しいものを選ぶと良いでしょう。最近では化粧下地でもPA値が高いものもありますので、そちらもオススメです。
高UVカットで顔、からだ両用の美白美容液
ポーラには人気の美白ラインでホワイティシモという商品がありますが、UV対策のために作られたのがこのUVブロックシールドホワイト。
顔につけた後、残りを腕から手に伸ばせばそのまま日焼け止めクリームとして使えちゃうんです。SPF50+PA++++なので真夏もこれでOK!
ウォータープルーフなので汗で落ちる心配もなく、ハーブの香りで虫よけ対策にもなります。とても使いやすくおすすめの一本。
中からの美白美容としても、化粧下地としてもお使い頂ける"わがままUVミルク"ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?春の紫外線は予想以上に怖いですね!でも、対策は真夏ほどしっかりじゃなくてもいいので簡単だと思います。春は少し頑張るだけで美肌を叶えられますよ!ぜひ、ポイントを押さえながら紫外線対策をしてみてください。
著者プロフィール

MIYAKO
元国内大手化粧品メーカーのスーパーバイザーでした。現在は結婚して専業主婦をしています。