最近、紫外線がとっても強くなってきましたね!なんだか肌がじりじり焼けている感じがします。本格的に美白活動開始です!!
今回は、「資生堂 HAKU メラノクール ホワイトソリッド」のトライアルサイズのプレゼントでいただいた「HAKU 美白化粧水・美白乳液」のサンプルをお試ししてみたので感想や使用感をレビューしていきたいと思います。
前回のHAKUメラノクールホワイトソリッドのレビュー記事
数量限定でHAKUのトライアルセットも出ました!
1、 紫外線は「昼」と「夜」にも注意が必要
今年は4月の時点ですでに紫外線の量・強さともに真夏並みです!ついつい涼しくて気候もいいからと油断して日常生活でのケアは忘れがちですが、注意が必要です。
<昼>:日中に浴びる紫外線の影響でシミのリスクがアップします!!
日常的に浴びている生活紫外線は、たった3時間浴びるだけでプレメラニン(メラニンになる前の無色の細胞物質)を黒化させます。
<夜>:紫外線を浴びた肌状態で眠るとシミのリスクがさらにアップします。
紫外線を浴びると乾燥した細胞が増え、肌のバリア機能&保湿機能が低下します。紫外線を浴びた角層の乾燥した細胞が7~10日後に量が最大になり、自然治癒で元に戻るのには2週間以上かかります。肌荒れ状態だと紫外線の影響が強く、肌荒れしていない肌と比べ色素沈着しやすいです。
4月~9月は、短時間で肌にほてり・炎症を起こすUV-B(B紫外線)が増加します。日焼け止めなどの紫外線対策はもちろんですが、この時期は、美白美容液だけではなく、化粧水・乳液も美白系を使って朝・夜とお手入れすることが大切です!
2、 「HAKU」について
2005年の発売以来、10年連続で美白美容液市場No.1のシェアを誇っている資生堂から発売されている美白化粧品ブランドです。
美白美容液で有名な「HAKU」でしたが、2015年3月に様々な美白に関する悩みに対応できるブランドへと進化し、拭・美白化粧水「アクティブメラノリリーサー」、巡・美白乳液「インナーメラノディフェンサー」、炭酸泡・美白乳液「メラノディフェンスパワライザー」を発売されました。
今回は『拭・美白化粧水「アクティブメラノリリーサー」』、『巡・美白乳液「インナーメラノディフェンサー」』をご紹介します。
3、 拭・美白化粧水 HAKU アクティブメラノリリーサー (医薬部外品)
資生堂独自の美白有効成分「4MSK」と整肌・保護成分「ソフニングリリーサー」を配合し、メラニンを含む角層にうるおいを与えて整え、透明感あふれるつるつる肌に導いてくれます。
最初に重要な配合成分をチェックしていきます!
美白有効成分「4MSK」
資生堂の美白成分と言えば「4MSK」ですね!今まで何度もご紹介してきましたので軽くご紹介します。サリチル酸の誘導体で、4-メトキシサリチル酸カリウム塩の略称で「4MSK」といいます。
- メラニン生成を抑制
- シミ部位で生じている慢性的な角化プロセスの乱れ(=慢性角化エラー)に作用して、溜まったメラニンを排出
- シミ原因のメラニンを作らせない
- シミの部分で起きている肌の生まれ変わり異常に作用することで、溜まったメラニンを肌の生まれ変わりで自然に薄くしてくれます。
4MSK以外の注目としては整肌・保護成分として「ソフニングリリーサー」が配合されています。
「トリメチルグリシン」、「Lーセリン」、「濃グリセリン」を複合した成分の名前です。うるおいを与えてふきとることでメラニンを含んだ角層を除去します。
「トリメチルグリシン」
アカザ科フダンソウの仲間のテンサイやサトウダイコンと言った植物から抽出される保湿効果のある成分です。「トリメチルグリシン」そのものは、白色の結晶性のある粉末で、べたつかず水に溶けやすい性質を持っています。肌や髪に使うことで、潤いと滑らかなしっとり感を得ることができます。
食品添加物としても利用されるので、安全度の高い成分です。また、組み合わせて利用すると良くない成分もないので利用しやすい成分です。
「L-セリン」
「セリン」は、肌の角質層に最も多く存在し、肌の潤いを保つ効果があります。体内で合成できる非必須アミノ酸の一種で、人間のたんぱく質を構成している重要なアミノ酸です。現在では医療用にも使用されています。「セリン」は、牛乳や大豆、高野豆腐、イクラ、かつお節、海苔に多く含まれます。 中でも、牛乳中のたんぱく質の内80%を占めるカゼインに多く含まれています。
また、「セリン」をはじめとするアミノ酸は、D-セリンやL-セリンのように構造の違いからD型とL型に分けられています。つまり「L-セリン」とはL型セリンということになります。
「濃グリセリン」
多くの化粧品に使用される代表的な保湿成分です。粘性があり、吸水性が非常に高く、皮膚に潤いを与えてくれます。元々皮膚にも存在する成分で、肌への馴染みが良いのも特徴です。「ヒアルロン酸」と組み合わせる事で、水分保持力が高まり潤いが持続します。化粧品ではおなじみの成分ですね。
この「ソフニングリリーサー」で、角層を繋ぎとめるタンパク質(デスモソーム)を分解する酵素が活性化し、不要な角層の剥離を促します。うるおいを与えてふきとることでメラニンを含んだ角層を除去できます。
<使い方>
洗顔後、朝・夜に使用します。
1、 コットンにディスペンサー3回分(約2mL)をとり、軽く含ませます。
2、 クルクルとらせんを描きながら、軽くやさしいタッチで拭くようになじませます。強い力で肌をこすり過ぎないように、優しくコットンをすべらせます。使用中、化粧水が足りないと感じた場合は、付け足しながら使用します。
4、 巡・美白乳液 インナーメラノディフェンサー (医薬部外品)
資生堂独自の美白有効成分「4MSK」と整肌・保護成分「ディフェンスバイタライザー」を配合。うるおいの効果で肌を整え、肌の生まれ変わりをサポートしてくれ、透明感あふれるなめらか肌が持続します。
美白有効成分「4MSK」
「拭・美白化粧水HAKU アクティブメラノリリーサー」と同じく、乳液にも配合されています。
乳液には整肌・保護成分「ディフェンスバイタライザー」という成分が配合されていて、「酢酸レチノール」、「アラントイン」、「濃グリセリン」を複合した成分の名前です。うるおいの効果で肌の生まれ変わりをサポートします。
「酢酸レチノール」
「酢酸レチノール」とは、酸化しやすく不安定な特徴をもつ「レチノール」に酢の成分である酢酸を結合させて、より安定した物質に変化させたものです。
「レチノール」は、しわ対策化粧品などによく入っている成分です。うなぎや鶏・豚レバーなどに多く含まれ、薬では、視力調整などのために眼科薬に配合されています。ビタミンAが生成されるもとになる物質なので、”レチノール=ビタミンA”と考えてください。
「レチノール(ビタミンA)」は、肌にとって重要な成分で、欠乏すると皮膚が乾燥したり、吹き出物やにきびができる原因となってしまいます。
肌の表皮細胞を守る作用、そして表皮組織の新陳代謝を促す作用があり、『皮膚細胞の正常な代謝を促し、健康な角質を形成する(シワ・たるみの防止)』『皮膚細胞に抵抗力をつけ、細菌感染などから守る』『シミなどの色素沈着をふせぐ』など肌への効果は様々です。
「アラントイン」
「アラントイン」は、かたつむりの粘液の中にも天然のアラントインが含まれており、一時期、かたつむりを原料とした美容クリームやマスクが話題になりました。かたつむり以外にも植物などにも、天然のアラントインが存在します。
「アラントイン」には、『組織修復賦活作用』や『抗刺激剤作用』、『消炎鎮静作用』があります。新しい表皮細胞の増殖を促し、角質などの古い細胞が剥がれ落ちるのを助ける働きがあるので、肌荒れや傷などに効果的です。
『抗刺激作用』により肌荒れを予防する力も期待できます。このような作用があるため、化粧品だけでなく目薬、湿疹・かぶれなどの軟膏、ニキビ治療薬などにも配合されています。
また、新しい肌の再生を促進させる作用により、できてしまったシミや肌の傷にも働きかけてくれます。古くなった肌を取り除くことにより、メラニンを含む古い角質も一緒にはがれ落ちますので、色素沈着を防ぐ美白効果も期待できます。
「濃グリセリン」
「拭・美白化粧水HAKU アクティブメラノリリーサー」と同じく、こちらにも配合。おなじみの成分ですね。
「ディフェンスバイタライザー」の効果で、うるおい効果で肌を整え、肌の生まれ変わりをサポートし、透明感のあるなめらかな肌が持続します。
HAKU 美白化粧水・美白乳液の使い方
化粧水または美容液の後、朝・夜に使用します。
- コットンにディスペンサー3回分(約1.5mL)をとり軽く含ませます。
- 肌をこすりすぎないように、優しくコットンをすべらせます。くるくるとらせんを描きながら、丁寧になじませ、使用中乳液が足りない場合は、付け足しながら使用します。
5、 使用感想
サンプルは化粧水と乳液がセットになって朝・夜の2日分です。
「拭・美白化粧水HAKU アクティブメラノリリーサー 」の使用感想
とろみのある化粧水です。コットンに出して使います。
肌には徐々にしみ込んでいきます。コットンで丁寧になじませたほうがしっかり入っていきます。資生堂化粧水の中でも浸透力はいいですね!肌の中まで潤った感じがします。
使用後のコットンがほんの少しですが、茶色くなっていました。私は、毎日コットンでお手入れしているのですが、それでも角層の汚れがとれるなんて・・・整肌・保護成分「ソフニングリリーサー」の効果を感じます!
香りはほとんどありません。成分をみても香料はかいていませんが、ほんのりスッとした香りがします。気にならない方は、気が付かないような香りです。
「巡・美白乳液インナーメラノディフェンサー 」の使用感想
こちらは乳液のわりにサラっとしています。こちらもコットンに出して使います。
肌へのなじみがとてもいいです!コットンがスルスルすべって乳液が肌へしみ込んでいきます。どんどん肌へ入っていくのでサンプル1回分では足りずもう1回分つかってしまいました。
こちらもコットンで丁寧になじませたほうがしっかり入っていきます。浸透力がいいですね!肌の中まで潤った感じはもちろんですが、使った後すぐの肌表面のサラサラ感がいいです(^^)
こちらも香りはほとんどありませんが、ほんの少しアルコールの香りがします。乳液なので成分にアルコールや油分が多いので許容範囲ではあります。使用後の肌からは香りがしないので気にならないです。
6、 お気に入りポイント
「拭・美白化粧水HAKU アクティブメラノリリーサー 」の角層除去力が気に入りました!!今までは、わざわざ角層除去化粧水を使ってから化粧水を使用していたので、その手間が省けるのはいいですね(^^)
7、 気になるポイント
化粧水・乳液どちらもコットンを使用して角層除去やマッサージを行うので、量を使用します。本体価格も高価でコスパ重視の方には向かない化粧品かもしれません・・・
SNSの口コミでは美容液または乳液のみHAKUにしている人が多いですね
暇なので私が今使っているスキンケアを書き留めます
— 百合女 (@ali_Lycoris) 2016年5月22日
KOSEのアンテリージェの化粧水乳液と資生堂のHAKUの美白美容液
使い始めて約20日ほどですがやっぱデパコスとあって肌が綺麗になった実感はありますねサプリのおかげかもしれないけど
ちなみに前まではキュレル使ってました。以上
引きこもりの人々のスキンケアを知りたくRT
— 山中ヒコ (@hicoyama) 2016年5月21日
私は適当な化粧水+HAKUの美容液
炎症とか赤みがある時だけMARIA GALLANDのクリーム
(吹き出物とか出やすい人にはとてもおすすめ)
引きこもりの癖に美白が気になる
珍しくズボラな私が化粧水の後HAKUの乳液塗って寝たら、お肌のハリが違うー!!!!
— あいこ (@yasuAKI0816) 2016年6月14日
HAKU買おうかな、、、特に美容液。
8、 まとめ
たった2日分のサンプルではシミに対する美白効果は実感できませんでしたが、高い浸透力や角層除去効果は実感できました!「美白化粧水HAKU アクティブメラノリリーサー 」、「美白乳液HAKUインナーメラノディフェンサー 」ともに価格は高めですが、その分資生堂の最先端美白技術かたっぷり詰まっています。
多くの雑誌で評価がとても高く、美容液は10年連続で美白美容液市場No.1シェアの実力派ブランドです。今年こそは本格的に美白をしたい!という方は使ってみる価値ありですね(^^)
- 「MAQUIA 2015上半期ベストコスメ」ベスト・オブ・ベスト受賞
- 「MAQUIA 5月号 美白グランプリ2015 」効かせる美白部門賞 第1位
- 「All About 2015年上半期ベストコスメ」化粧水部門 1位
- 「eclat 大人のベストコスメ2015年上半期 」ベストオブベスト
今回の美白化粧水と美白乳液はHAKUメラノクールのトライアルサイズを購入した時のおまけ特典としてついてきました。
気になった方はHAKUメラノクールトライアルサイズならクリーム、化粧水、乳液がすべて試すことできますよ。ぜひ資生堂の最先端技術の美白を体験してみてください!
著者プロフィール

MIYAKO
某国内大手化粧品メーカーのスーパーバイザーをしていました。現在は結婚して専業主婦。