紫外線は肌にダメージを与え、ときには深刻な肌トラブルの原因となってしまいます。そのため、少しでも日に焼けることは避けたいものです。
でも、UV対策にも実はたくさん落とし穴があるのです。そこで今回は、どんな場面でうっかり日焼けをしてしまうのかご紹介します。
1.冬だから
夏になると、ドラックストアの棚にはずらりと日焼け止めがならびます。そのため、日焼け止めを塗るのは夏だけのことと勘違いしている人がいますが、冬でも紫外線は降り注いでいるのです。
だいたい夏に1分浴びる量と、冬に5分浴びる量が同じだと言われています。ということは、冬にUVケアをせずに2時間半外にいると、夏に30分外にいたのと同じ量の紫外線を浴びることになるのです。
2.曇りや雨だから
厚い雲が空をおおっているから今日は日焼けしないわね、なんて考えは捨ててください。紫外線は雲を通り抜け、地上に降り注いでいます。
晴れの日と比べると、曇りの日は60%ほど、雨の日は20%ほどの量が届いているのです。少ないからといって侮っていると、蓄積して肌が真っ黒ということになりかねません。
3.部屋の中だから
室内なら太陽に当たらないから大丈夫、なんて考えて日焼け止めを塗らない人がいます。でも紫外線は窓ガラスやカーテンをすり抜けるのです。
日の当たる窓のあたりなら80%、日の当たらない場所でも10%ほどが入りこんできています。
4.長袖を着ていた
肌を隠しているからといって、安心はできません。白に近い色の洋服ほど紫外線を通しやすいのです。
最近はUVカット機能がある洋服や、衣類用UVカットスプレーなども登場しています。それらを利用して紫外線から肌を守ってください。
5.強力な日焼け止めを塗っていた。
SPF50++の日焼け止めを塗っていたのに焼けちゃった、なんてことはありませんか特に夏は汗などで流れやすく、どんなに強力な日焼け止めも効果が薄くなります。
最近はとても強い日焼け止めが市販されていますが、数値に安心して一度しか塗らない人が多いため、かえって日焼けをしていることが多いのです。
また、化粧崩れを防ぐために薄く塗る人がいますが、それでは効果が半減してしまいます。集めに!塗り直すこと!が大事です。
6.肌が乾燥している
一見関係なさそうな内容ですが、じつは肌の水分量は日焼けにとてもかかわっています。肌が乾燥しているとバリア機能が弱くなり、紫外線を吸収しやすくなるのです。
そのため乾燥肌の人のほうが、日焼けしやすいと言われています。
また乾燥した肌に日焼け止めを塗ると肌荒れの原因となることがありますので、まずはしっかり保水をしましょう。
7.出かける直前に日焼け止めを塗っている
少しでも効果を持続させようと、外出の直前に日焼け止めを塗る人が多いです。でも、じつはこれ、かえって日焼けをまねいてしまっています。
日焼け止めは塗った直後は皮膚になじみません。きちんと肌になじんでいないと、UVカット効果があまり発揮されないのです。
そのため、外に出かける30分前には日焼け止めを塗るようにしましょう。
日焼けには思わぬ落とし穴がたくさんあります。なぜか日焼けをしてしまうという人は、使っている日焼け止めが効かないのではなく、普段の生活の中でなにか見落としがあることが多いのです。しっかりUV対策をして、白く透きとおるような肌を維持しましょう。
おすすめの日焼け止め
日焼け止めって、肌に優しく、簡単に洗顔して落とせるものが個人的には使いやすいと思っていますが、
このUVミルクは乳液のようなテクスチャで簡単に落とせるし、「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などが含まれているから、美容液のような効果もあるんです。SPF50+PA++++なので真夏もこれでOK、とても使いやすくおすすめの一本。
日焼け止めだけどスキンケアも考えられているので、中からの美容として化粧下地としても使える"わがままUVミルク"ですね。
著者プロフィール

SORA
ものを書くのが大好きです。好奇心旺盛で美容・旅行・グルメと幅広く学んでいます。