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スキンケア部

IT系女子と元化粧品スーパーバイザーがお肌の悩みの解消のコツや素肌美人になるためのスキンケア術をまとめています。役立つブログメディアを目指します。

覚えておきたい!美白化粧品でよく見かける成分用語

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CMやドラッグストアでよく「○○配合美白美容液」なんていう言葉をよく耳にすると思います。でも、「○○成分って何?」「これって美白にいいの?」と思いませんか?そんなあなたに美白に役立つ、絶対知っておきたい美白の基本成分用語をご紹介します。

美白有効成分とは

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まず、絶対知っておきたいのが「美白有効成分」!これは各メーカーが医薬部外品に配合する成分のうち、厚生労働省により「メラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ」あるいはこれに類似した効能を表示することが認められた成分のことです。

安全性と有効性(効果)の観点から、配合する量が決められており、配合量を変更するためには新たな薬事申請が必要となります。新たな成分の基礎研究から薬事許可の取得までにはおよそ『10年』程度の期間がかかると言われており、そのハードルの高さから、現在およそ20種の成分しか認可されていません。

沢山の美白化粧品が販売されている中でも「美白有効成分」が配合されているものは、「シミやソバカスに効果がある」と国からお墨付きをもらっているということです。だからCMやドッラクストアでも、わざわざ紹介しているのです。

そこで、これから美白有効成分の中でもよく使用されている用語を紹介したいと思います。

「ビタミンC」

よく耳にしますね。なんとなく飲むといいような気がしますが塗る成分として化粧品に配合されています。

メラニン生成の過程は酸化反応が多いため、ビタミンCによる還元作用によってメラニン生成を遅らせる作用があります。また、メラニンそのものに対しても、還元効果によって黒い色を淡色化する作用があります。実際には、ビタミンCそのものは、水に溶けた状態では非常に不安定で皮ふへの吸収も悪いのです。そこで化粧品には、使用に適した様々な種類の誘導体がつくられ、実用化されています。

よく聞くビタミンCには、シミを作りにくくし、黒い色を薄くする効果があります。しかし、そのままでは効果が出にくいのがビタミンCになります。

「ビタミンC誘導体」

ビタミンCよりもこちらの成分のほうが美白成分としては、よく聞くと思います。ビタミンC誘導体とは、ビタミンCをもとに改変した化合物の総称になります。

実用化されているものはビタミンCの欠点である、安定性、あるいは皮ふへの吸収性を改善した成分になります。多くのビタミンC誘導体は、安定性が高まった反面、ビタミンCの作用がなくなっており、皮ふの中の酵素で分解され、ビタミンCがはずれて出てきます。したがって、作用はビタミンCと同様に、メラニン生成過程での還元作用やメラニンの淡色化作用になります。

いくつかのビタミンC誘導体は厚生労働省認可の医薬部外品有効成分として認可されています。

「安定型ビタミンC誘導体」

ビタミンC誘導体のうちの一つ。ビタミンCとブドウ糖を結合した成分になります。持続型ビタミンC誘導体など他の名称がいくつかありますが、同じ成分です。

水の中でも非常に安定し、皮ふに吸収されてからビタミンCを放出するようにデザインされています。もともと、資生堂が開発した厚生労働省認可の医薬部外品有効成分ですが、特許が切れたことにより現在では世界中の化粧品メーカーに活用されています。

「ビタミンCエチル」

ビタミンC誘導体のうちの一つ。従来のビタミンC誘導体は皮ふの中で代謝されることでビタミンCを遊離して初めて効果を発揮しますが、

「ビタミンCエチル」は皮ふの中で代謝を受けなくても効果を発揮することがでます。そのため、作用自体は従来のビタミンCと同様ですが、皮ふ内に入ってすぐに効果を発揮できます。また、UVAによる皮ふ黒化に関係する反応を防ぐ作用も確認されています。

こちらも厚生労働省認可の医薬部外品有効成分になります。「ビタミンCエチル」のほうが、効果は高いのですが特許の都合で、配合されている化粧品は限られています。

「アルブチン」

コケモモに含まれることが知られている成分です。メラニン生成に不可欠な酵素であるチロシナーゼの働きを阻害し、過剰なメラニンの生成を抑えてシミ・ソバカスを防ぐ効果があります。

チロシナーゼの阻害にはいくつかのタイプがありますが、チロシンとチロシナーゼが結合するのを防ぐことで阻害作用を発揮するタイプになります。

つまり、メラニンを作らせるのを防ぐ、予防効果に着目したのが「アルブチン」になります。こちらも、もともと資生堂が開発した厚生労働省認可の医薬部外品有効成分で昔から使用されている成分です。特許が切れたことにより、様々なメーカーの化粧品に配合されています。よくCMでも聞きますがちょっと一昔前の成分になります。

「トラネキサム酸」

シミ部位の慢性微弱炎症状態に作用しメラニンを生成する細胞メラノサイトの活性化を抑制する働きがあります。つまり、シミの部分は一回シミができだすとずっと炎症(=慢性微弱炎症)するため、どんどんシミが作られ続けます。よくシミが濃くなった・広がったといわれるのはこれが原因だからです。

「トラネキサム酸」には、そんなシミの生成をストップさせる効果があるそうです。こちらも資生堂が開発した厚生労働省認可の医薬部外品有効成分です。

CMやドラッグストアでは「m-トラネキサム酸」という言葉をよく聞くと思いますが、「トラネキサム酸」は抗肌あれとしての効果も有するため、資生堂ではメラノサイトの活性化を抑制する成分として「m」をつけて、「m-トラネキサム酸」という名称を使っているそうです。こちらの言葉も知っておくといいと思います。

「4MSK」

サリチル酸の誘導体で、4-メトキシサリチル酸カリウム塩の略称で「4MSK」といいます。酵素チロシナーゼの活性を抑え、メラニン生成を抑制するだけはなく、シミ部位で生じている慢性的な角化プロセスの乱れ(=慢性角化エラー)に作用して、溜まったメラニンを排出する効果を持ちます。

つまり、シミ原因のメラニンを作らせないだけではなく、シミの部分で起きている肌の生まれ変わり異常に作用します。そして、溜まったメラニンを肌の生まれ変わりで自然に薄くしていく効果があるというのです。この成分も資生堂が開発した厚生労働省認可の医薬部外品有効成分になります。

「抗メラノ機能体」

抗メラノ機能体とは、2つの美白有効成分「4MSK」と「m-トラネキサム酸」を組み合わせたものです。

「-イオンを持つ4MSK」と「+イオンを持つm-トラネキサム酸」をある一定の条件・バランスで配合することで、すばやく浸透する4MSKが、じっくり効くm-トラネキサム酸をぐんぐん引き込んで、肌の奥にじっくり深く届きます。

しかし、「4MSK」と「m-トラネキサム酸」の組合せは非常に難しく、様々な実験を重ね、あらゆる視点から効果・安全性を検証しデータを積み上げてようやく厚生労働省からの許可を得ることができたそうです。

黒化スパイラル状態というシミがどんどん成長してしまう状態を資生堂が新しく発見し、「抗メラノ機能体」を開発しました。シミができる肌の黒化スパイラル状態に着目し、メラニンをつくれと命令する細胞の働きと、加速するメラニンの過剰生成を抑えるために、 資生堂を代表する2大美白有効成分「4MSK」と「m-トラネキサム酸」をひとつにし、資生堂のシミ予防研究の総力を結集したものが「抗メラノ機能体」になります。

「プラセンタエキス」

動物の胎盤から抽出された成分です。古くからメラニン生成を抑制する作用があるといわれ、医薬部外品有効成分としても活用されてきました。その作用については、メラニン生成抑制作用以外に、角質融解作用、組織の代謝促進作用などがあるといわれていますが、不明な点も多い成分になります。

一番売れている美白化粧品は資生堂「HAKU」

ここまで美白化粧品でよく見かける成分についてまとめてきました。で、現在売れている美白化粧品はというと資生堂の「HAKU」になります。資生堂の「HAKU」は2005年からシリーズ展開している資生堂の美白化粧品ブランドです。

資生堂にはHAKU以外に薬局で買える「アクアレーベル」にシミ対策美容液がありますが、HUKUはアクアレーベルよりもワンランク上の化粧品になります。配合成分としては今回の記事で紹介している4MSKとm-トラネキサム酸を使用しています。

2015年3月から販売開始された最新の「HAKUメラノクールホワイトソリッド」は美容雑誌「MAQUIA」「美的」「VOCE」の3つでベストコスメを受賞した話題となっていましたが。今年も美白美容液でナンバー・ワンを獲得したようです。

「HAKU」売り上げ好調! 10年連続美白美容液市場シェアNO.1を達成 | BRAND TOPICS | BEAUTY | WWD JAPAN

資生堂の最新の技術を集結した美白化粧品HAKU。WEB限定のトライアルサイズは公式サイトで販売されているので興味のある方はぜひ試してみてください。

まとめ

いかがでしたか?やっぱり化粧品を選ぶなら美白有効成分配合の化粧品がいいですよね!紹介した美白有効成分は、基本的なものになります。

この成分にプラスして各メーカーで開発した成分や最新美白が配合されて販売されています。紹介した美白用語をもとに効果的な化粧品で美肌を目指しましょう!

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著者プロフィール

miyako

MIYAKO

某国内大手化粧品メーカーのスーパーバイザーをしていました。現在は結婚して専業主婦。