皆さんは1本で化粧水、美容液、乳液の役割をしてくれるオールインワン化粧品を使ったことはありますか?最近は薬局でもよく見かけるようなりましたよね。
オールインワン化粧品はジェルタイプまたはクリームタイプなので伸びもよく、手で顔に広げるだけなのでスキンケアを時短したい時にすごく便利です。
また美容成分が豊富に含まれているものが多いので、普段のスキンケアは化粧水→乳液のみで美容液やクリームは塗らない人がオールインワンを使ってみると意外と肌の調子が良くなったりするんですよ。
昔はオールインワンというと忙しい人のための時短アイテムという印象でしたが、最近は本当に美容成分がたっぷり含まれたものが増えてきている印象です。
化粧水+乳液→オールインワンゲルにしたらメイクの持ちが俄然よくなった。化粧水+乳液時代はすぐにメイクが崩れて取れちゃってたけど、ゲルだと密着してる感じで崩れにくい。ラクだし保湿力つよいうえにメイク持ちがいいならゲル一択だわー。
— すずき。 (@csd_szk) 2016年6月10日
さいきんオールインワンゲルっての使ってるんだけど肌の調子めちゃよくなった
— いのうえ (@inouean) 2015年6月9日
オールインワン化粧品を選ぶ時のポイント
30代の方のライフスタイルの特長は、お仕事で忙しくされていたり、結婚をして家事や育児をされている方も増えます。そのためなかなか美容のために十分な時間が取れないかたもいるかもしれません。そのような方にぴったりなのが、最近注目されているオールインワン化粧品です。まずは。このような30代の方に最適なオールインワン化粧品の選び方のポイントをお話します。
1.保湿効果の配合成分
30代の方がオールインワン化粧品を選ぶ時に主に3つのポイントがあります。一つ目は、保湿効果がたっぷり配合されているものを選ぶことです。特に30代は乾燥の悩みが増え始める年代です。40代になるとくっきりとでき始めるシワは、いわばこの世代にケアを怠ったために増える悩みです。
シワの原因はお肌の乾燥です。しっかり保湿して肌にハリとツヤを与えましょう。保湿効果が高い成分として「セラミド」や「ヒアルロン酸」があります。これらが高配合のものがおすすめです。
2.アンチエイジング効果が高い
二つ目は、アンチエイジング効果が高いものを選ぶことです。まだはっきりとお肌の劣化が始まる前にしっかり対策しておくことが大切です。30代の小じわや顔の輪郭がぼんやりし始める予兆は、40代のくっきりとしたシワやたるみにつながります。これらを防ぐアンチエイジング効果が配合されているものがオススメです。アンチエイジングに良い成分は「プラセンタ」や「コラーゲン」があります。
3.ターンオーバーを促進する成分を含む
三つ目は肌の新陳代謝を高めターンオーバーを促す成分を含んだものを選ぶことです。体が疲れや不調が肌に表れたり、ダメージを受けた肌がいつまでも回復しないのは新陳代謝が悪く、ターンオーバーが乱れているためです。
これらを促進する成分として「ビタミンA」「ビタミンC誘導体」「ビタミンE」「プラセンタ」などがあります。これらは古い肌細胞が剥がれ落ち、粗しい肌細胞を生成するのに効果のある成分です。品質が高いことや安全面への配慮のあるのも大切です
少し良いものを使いましょう
30代の方はそろそろ重点的な対策を始めたい年代です。学生に人気のあるプチプラコスメのようなあまり安めのものを選ばず、少し価格が高めでも品質のよい成分が高濃度に配合されたものを選びたいですね。
そしてなるべくお肌に余分なダメージを与えないように、無添加、無着色、アルコールフリーなど安全性の確かなものを選ぶのも大切です。便利なオールインワンジェルで、お肌の曲がり角の30代をしっかり乗り切っていきましょう!
問題点は選び方が難しい
問題点としては種類が多く、オールインワンなので美容成分も複数配合されているために選ぶのが難しいということ。また特定の美容成分が肌に合わないという人も扱いづらいと思います。
例えば「乾燥肌対策に使いたい人」「美白対策に使いたい人」「面倒だから化粧下地効果もある方がいいという人」それぞれに適している化粧品は異なり、すべての人に対応出来るものでもありません。
というわけで、今回はそんなオールインワン化粧品の中から、配合成分と使用感に注目し”肌が乾燥したり荒れやすい30代の女性向けのもの”を中心に評判の良い物をまとめてみました。
Natural Elements(ナチュラルエレメンツ) バランシングゲル
セラミドを主成分にしているため乾燥肌の肌質改善にうってつけの一本であり、オールインワンジェルの中でも低コスト高品質で口コミコスメサイトでもランキング1位の人気を取得しています。
春から目元の乾燥がひどくてワセリンもBAのアイクリームも何にも効かなかったのにスピカズのバランシングゲルで一発逆転である。やっぱり乾燥にはセラミド一択だよ何でPOLAはアグレーラ廃盤にしちゃったの。・°°・(>_<)・°°・。
— ななみ (@lucuiyu) 2013年6月13日
なんでか肌の調子が良い。思い当たる原因はたぶん、バランシングゲルと使って数日のスチーマー。バランシングゲル使って、やっぱり私の肌にはセラミドなのね!と再確認。
— 夏美 (@beautynotes) 2012年1月7日
オールインワンジェルのイメージが変わったという人も多く大人ニキビや産後の肌荒れなどにもマルチに対応しているのと、これ一本であとは何もいらないという便利さが人気に拍車をかけています。
セラミド1、セラミド3、セラミド6IIとセラミドを多く配合している点が注目されますが、ヒアルロン酸よりも数十倍の保湿力があるというプロテオグリカンまで配合されているおかげで、オールインワンなのに乾燥肌の人からの評判が良いんですよね。
メディプラスオーダーズ メディプラスゲル
ヒアルロン酸、コラーゲンなど62種類の美容成分を配合し、インナードライでもしっかりと潤いを感じることができます。
らむメロちゃんが使ってるメディプラスゲル
— ❥❥うるは (@uruha_iris) 2015年12月2日
届いて使用し始めたんだけど、久々に肌がめちゃツルツルになってきた!
即効性あるしいい商品だと思う!
これは間違いない pic.twitter.com/WKhlJuHf4N
先ほど紹介したバランシングゲルと同じくポンプ式なので衛生面も安心できるのと、低価格タイでのオールインワンジェルとしての人気も高いです。
しっとりを重視しているのでファンデーションを使う朝よりも夜に使用するほうがおすすめで、睡眠中にしっかりと成分を浸透させることができます。
ていねい通販 SPプレミアムコラーゲン ゲル
すっぽんエキス、コラーゲン、プラセンタエキスを配合していて、ハリツヤの保湿を重視しています。化粧下地の効果も入っているので毛穴を隠したい人にもお勧めです。
逆に化粧下地効果があるので夜に使うなら他のジェルの方が良いかと。
テクスチャはビタミンCが粒になっているのでそのまますり込むよりも一度手のひらで温めて溶かしてからのほうが浸透もよく伸びもよくなります。他のジェルと比較すると伸びが良いため、朝忙しい時間帯で使いたい人におすすめです。
ドクターシーラボ 薬用アクアコラーゲンゲル美白
オールインワンジェルの中でも昔からの王道と言えばこれという人も多くビタミンC誘導体がたっぷり入っているので簡単美白、簡単お手入れ、簡単保湿、朝晩使えるとまさに30代の強い味方と言える存在です。
化粧下地につかこともできるのでコスパを結果的に抑えることができる部分もあり、パウダーファンデーションだけを使いたい人もお手入れと下地の効果を兼用できるのでお勧めです。
ドクターシーラボ アクアコラーゲンゲルエンリッチリフトEX
大ヒットしたシーラボのコラーゲンオールインワンジェルをさらにリフトアップ効果などを高めた酷い乾燥肌でも効果の出る一品。
無鉱物油、パラベン不使用、ノンアルコールなので敏感肌のアンチエイジングや、朝晩使いたい人、ハリ、つや、たるみ防止など、効果を確実に感じたい人に、そのオールインワンジェルを買うのか迷っている人にもおススメできます。
まとめ
30代に入ると女性はお肌の変化を感じ始めます。少しずつ加齢や衰えが表れはじめるのがこの時期です。20代のころまで無かったシミや薄い乾燥シワ、なんとなく顔色がくすむなど、いわゆる加齢の前兆とも言うべき現象が表れ始めます。
そして30代も中盤をすぎるとたるみ、クマなどはっきりとした加齢を感じ始めます。この時期のしっかりとした対策が40代以降でもお肌を良い状態をキープするのに最も大切です。
私たちの肌は細胞間脂質というものが何層も連なってレンガ状に構成されています。細胞間脂質とは、角質層の細胞と細胞の間にある脂質で「油」のことです。細胞と細胞を強力にくっつけて水分を溜め込んだら逃さない、お肌に重要な役割をしています。
肌が最近潤わなくなってきたという人は、細胞間脂質が少なかったり弱っているため水分が溜まらずに逃げてしまっています。
レンガ状の角質細胞が綺麗に整列している状態は表面が滑らかになっていますが、 水分が逃げてレンガが部分的にめくれ上がった状態になると肌はざらざら・カサカサと感じることになります。
そのまま放置しておくと、肌荒れが生じたり、小じわ、ニキビが出来たりしてくるのです。
プルプルな潤いお肌を保ち続けるには?
つまり、細胞間脂質が正常に働くようにすれば、外部からの刺激や、体内の水分の過剰な蒸散を防いでくれます。
肌質改善に重要な成分が「セラミド」
細胞間脂質の主成分はセラミドで代表される脂質で、角質層の細胞と細胞の間に存在します。このセラミドを「食べ物」で体内から「化粧品」で体外から補って上げることが大切なんですね。
ただ、角質層における保水機能というのは、 細胞間脂質だけで成り立つものではありませんので、 セラミドのみでなくアミノ酸やヒアルロン酸など各種保湿成分なども補うことが効果的です。
肌質の改善を考えるならセラミドが入ったものを、美白ケアを考えるならビタミンC誘導体など美白成分が入ったものなどを選ぶと良いですね。
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著者プロフィール

YUKI
IT関連の仕事をしているOLです。大人ニキビ肌で悩んだ経験あり。新作コスメのサンプルや試供品を試すのが趣味です。